RHELで遊ぼう(5)


一念発起して、sambaと戯れることにする。まずは準備運動。


RHEL3標準のsambaは3.0.9だが、3.0.20以降あちこち色々と手が入っている(map to guestにBad Uidを
使いたい
だけ、という話もある)ので、まずはバージョンアップ。sambaのftpサイトにあるREADME.RHELの情報によると、http://ftp.
sernet.de/pub/samba/
RHEL向けの最新版sambaパッケージを提供している模様。ア
クセスしてみると、

と、多彩なバイナリパッケージがあった。にもかかわらず、わざわざSRPMをダウン
ロードして自前でコンパイルする(趣味ポリシーだから)。大体の依存
パッケージはインストール済みだったけど、mysql-develとlibattr-develが足りな
かったので、up2dateでインストール。


で、無事バイナリはできたので、既存のsambaパッケージをrpm -eでアンインストー
ル。使ってもいないkdebaseとの依存関係を指摘されたけど、とりあえず--nodepsを
付けて強制削除。これでインストールできると思いきや、samba3-docパッケージに含
まれるsamba-ldaptoolsの関係で

perlモジュールが足りない、と怒られる。SRPMからbuildするのが面倒になってき
たので、これらはCPANシェルからインストールして、依存関係を無視して強制インス
トール(こんなのばっかりだな)。


強制インストール時に元々のsmb.confがsmb.conf.rpmsaveに別名保存されいているの
で、これを書き戻して。一応インストール作業は終了。service (smb|winbind)
startでサービスが起動するのを確認。ま、ここまでは前からできてるんで、単に
バージョンが上がっただけ。問題はこれから。