ファイアウォールの中にある職場のFreeBSDは、portsツリーの更新にCTMを使っていた。まぁ、CVSupが使えない以上、CTMが現実的なほぼ唯一の解だったので。
本業のメールとごちゃまぜになると困るので、ctm_rmailは使わず、ftpでCTMデルタをちまちまfetchして更新。INDEXがCTMの更新対象から外れた後は、CTMデルタの更新とmake fetchindexで取ってくるINDEXの更新タイミングが合わないこともしばしば。
で、今日別件でぐぐっていた時に見つけたのがこのページ。
このページによると、portsnapとは、FreeBSD Security Officerの一人であるColin PercivalがFreeBSD-updateで使用しているバイナリ差分ツールと、小さいファイルを大量に転送するのに適したGet専用のHTTPクライアントを利用し、かつ電子署名やSSLなども活用した、セキュアで高速でサーバーの負荷も小さい(=データ転送量の少ない)portsツリーの更新ツールらしい。
6.0-RELEASEでは標準添付になっているんだけど、正直知らんかった。まぁ、手間や時間はかかるけど、会社はCTM、自宅はCVSupで困ってなかったし。
で、試してみた結果は…
- HTTP_PROXYが使える
- INDEXも一緒に更新してくれる
辺りがイィ!
CVSyncとどっちが凄いのか判らないが、CVSupってあちこちでたくさん使われている割には好かれてないんだなぁ、というのは素人でも良く判った(w